驟雨 突然の雨に打たれても

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zoom RSS ジャパンウェイ・・・ラグビー日本代表とサッカー日本代表

<<   作成日時 : 2015/10/15 15:33   >>

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秩父宮ラグビー場で初めて見たラグビーの試合は、共に9番のジャージを着た今は亡き宿沢選手と松尾選手が同じポジションで対峙した早明両校による大学選手権決勝でした。宿沢選手が4年、松尾選手が1年で、当時僕は高校生でした。サッカー部だった僕ですが、以来早明戦や早慶戦を中心に多くの試合を観戦し、自分にはラグビーはできないと思いながら、その紳士的なスポーツに興味を持ち続けています。

あれから40年を超える時が経過して、サッカーはプロ化が進み自国でW杯を開催し、多くの選手がヨーロッパで活躍するようになりました。遅れてラグビーも近年では海外でプレーする選手が出てくるようになりましたが、今回のように優勝経験のある国を破ったばかりか、予選リーグで敗退するも3勝もする時がこんなに早く訪れるとは思ってもいませんでした。

既にメディアで大々的に取り上げられ、今更コメントするようなことではないのですが、小さく軽いことが当たり前の日本代表の選手たちが厳しい練習に耐えて筋肉の鎧を身に纏い、弱点とされていたスクラムで相手を押し、あるいはラインアウトからのモールでトライを奪い、無闇に相手にペナルティを与えることなく規律正しくプレーする姿は、やはり感動的でした。改めて、エディ・ジョーンズ監督以下選手の皆さんに惜しみない拍手を送りたいと思います。

さて、彼ら日本代表を評するときには「ジャパンウェイ」なる言葉で語られています。重心を低くしたスクラム、低く突き刺さるようなタックル、その後寝たままにならずに素早く立ち上がりプレーすることを繰り返し、主審の特徴をつかんだ上で冷静に規律正しくプレーすることを指すものでしょう。それこそが日本人に合ったプレースタイルであるという確信の下に厳しい練習で積み上げられたものなのでしょう。

翻って、サッカー日本代表です。「自分たちのサッカー」を標榜して臨んだ昨年のW杯で惨敗した後、アギーレ監督を経てハリル・ホジッチ監督の下で予選を戦っていますが、ポゼッションを中心に考えていたスタイルは完全に壊れてしまっています。シリア戦とイラン戦を見ても、縦に急ぐばかりでボールロストをすることが多く、相手の足が止まった後半にならないとゴールできずに、前半はシュートを打つことすらほとんどできないような有り様でした。そこには、大きくメンバーが変わっていないのに、繋いで繋いで、詰まったら下げて、ビルドアップをやり直すという、嘗ての日本代表のパスサッカーの姿は見られませんでした。

もちろん、メンバーがそろそろピークを過ぎつつあるということと、これはと思う新しい戦力が出てきていない現状を考えると、やむを得ないようにも思います。しかし、積み上げてきたものを完全にリセットして一からやり直そうとしているように思われる監督のチーム作りには賛成できません。

最近の日本代表の試合を見た最終予選で戦うアジアのチームは、もう日本代表にリスペクトをせずに向かってくるように思います。このままでは、最終予選の突破はかなり難儀になると思わざるを得ません。ラグビー日本代表の姿を見せつけられた今、サッカー日本代表に対する危惧の念はますます膨らんでいます。


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