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zoom RSS 「僕は上手な選手ではありません」レッズ鈴木啓太選手のメッセージ

<<   作成日時 : 2015/11/29 23:57   >>

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「僕は上手な選手ではありません。自分自身のプレーに苛立つこともたくさんありましたが、それでもチームのため、仲間のため、浦和レッズの勝利のために走り続けたことは僕のプライドでした。」

何と謙虚で、気高くもあり、そして誇り高い言葉でしょう。リーグ最終戦の後のセレモニーで発せられた言葉に胸を打たれました。浦和レッズの中盤を担ってきた鈴木啓太選手が引退を表明しました。

34才という年齢は微妙な年齢のように思います。選手寿命が伸びた現在においては、まだまだキャリアを積むことが可能なようにも思います。しかし、彼は自身の不整脈という健康上の理由もあったのでしょう、別の色のユニフォームの袖を通すこともなく、決断を下したのでした。

「水を運ぶ人」。道半ばで病に倒れたオシム元日本代表監督は、考えて走る選手をそう表現して、重用しました。決して華麗なプレイをするわけではなく、地道で縁の下で黒子的な役割をする選手がチームには必ず必要になるとの考えからでした。その象徴的な選手が鈴木選手でした。

長くサッカーを見てきた僕にとって、クレバーなプレイする彼は好きな選手の一人です。強く印象に残っているのは、アテネオリンピックのアジア最終予選です。キャプテンマークを腕に巻いて戦った彼は、体調を崩す選手が多い中、懸命にチームを引っ張り、チームをアテネに導きます。しかし、本大会にはオーバーエイジ枠の関係で代表から外れたのでした。予選時のキャプテンをチームから外すという当時の選考過程には大いに疑問を感じたものでした。

「僕の心には、浦和以上に愛するチームはありません。だか僕は、プロサッカー選手として浦和の男で始まり、浦和の男で終わります。」と結んだ鈴木選手の潔さに清々しさを感じつつ、近い将来指導者としてピッチに戻ってくることを期待しています。

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