驟雨 突然の雨に打たれても

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zoom RSS 「没後20年 特別展 星野道夫の旅」

<<   作成日時 : 2016/09/05 21:08   >>

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星野道夫さんがシベリアの地で逝ってからすでに20年。彼の残した写真と心が洗われるような感性豊かな文章の数々は、今でも多くの人を魅了しています。彼の没後20年にあたって、写真展が開催されています。

東京会場は銀座松屋で本日までですが、これから京都、大阪、そして横浜で順次開催されます。僕が足を運んだ日は平日の午後でしたが、年代を問わず多くの人が会場を訪れていました。

展示された写真のほとんどがこれまでに何度も観たものでしたが、初めて目にするものも含まれていました。その中でも目を奪われたものは、上空から撮ったアラスカの原野を埋め尽くすようなカリブーの移動する写真でした。カリブーそのものはとても小さく見えますが、アラスカの雄大な自然の中を数万頭が群れを成して移動するさまは圧巻そのものです。

カリブーといえば、僕は夕日を浴びて金色の水しぶきを上げながら川を渡る写真が好きなのですが、こうして目を凝らさなければカリブーとわからない上空から撮影したものを観ると、まさに「カリブーの旅」と表現するのがぴったりです。大自然の中で生命の躍動を感じざるを得ませんでした。

さて、今回はテーマに沿う形で写真を並べた上で、彼のエッセイから選び出した文節を掲げていました。しかし、これまでの展示会がそうであったように、写真ごとに小刻みに言葉を添える形の方が鑑賞しながらより深く考えることができるように思いました。

彼の死後20年。地球の温暖化はより一層顕著になっています。その象徴が北極です。彼が存命であったのなら、何を思い、どのような写真を撮り、どのような言葉を紡ぎ出していたでしょうか。そう考えると、改めてその早すぎた死が惜しまれます。合掌。

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