驟雨 突然の雨に打たれても

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zoom RSS U16日本代表 2大会ぶりに世界へ

<<   作成日時 : 2016/09/26 23:40   >>

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韓国とオーストラリアが予選で敗退するという、荒れた大会の様相を呈しているU16アジア最終予選ですが、グループリーグ3勝無敗。得点21、失点0と圧倒的な強さを見せつけて、トーナメントに勝ち上がった若き日本代表。

しかし、ここからは一発勝負で、グループリーグの成績などあてにはならず、波乱の大会の渦に巻き込まれても何ら不思議はありません。しかも、世界切符をかけて戦う相手は、UAE代表でした。何とも因縁を感じさせる組み合わせに、何やら不穏な雰囲気が漂っていたと感じていたのは僕だけではないでしょう。

結果はすでに既報のとおり、前半30分にコーナーキックからのこぼれ球を押し込んだ虎の子の1点を死守して、世界への切符をもぎ取りました。このところ、若年層がアジアで敗退を繰り返し、そのことが世界での経験値の不足として取り沙汰されている現状からは、まずは一安心といったところでしょうか。最低限の結果を残した若き日本代表には、アジア王者を目指してもらいたいと思います。

さて、昨夜のゲームは、前半25分過ぎまでにシュートは10本を数え、セカンドボールも次々と拾って、ポゼッションは7割近くの数字を叩き出していました。打てども打てどもゴールを割ることができない展開に、不吉な思いが頭をよぎりました。

とにかく、サイドからの崩しが足りないのは明らかでした。縦にボールを付けて、中から中からこじ開けようとする攻撃は、さながらフル代表の映像を見ているようでもありました。前線にタレントが揃って、どこからでも点が取れそうな雰囲気があるのはわかりますが、グループリーグとは異なり、さすがにベスト8のつば競り合いとなってくると、そう簡単にはゴールを奪えません。相手をサイドに広げてから中で勝負するような柔軟性が必要だと感じました。

このチームは、攻撃面ばかりスポットが浴びているようですが、この年代として特筆すべき180センチを超えるセンターバックの存在が大きいように思いました。そして、彼ら以上にこの試合のMVPはボランチの平川選手でしょう。オフェンス陣が「僕が、僕が・・・」と逸るように点を欲しがっている中で、的確なポジショニングでセカンドボールを拾って、散らし続けた彼のプレーはチームに落ち着きをもたらしていました。

一方で、1点差でゲーム終盤を迎えた時の試合の終わらせ方には、課題が残ったように思います。テレビの画面から感じた終盤の交替カードの切り方は、1-0で終わらせつもりだったのは明らかです。しかし、もう1点取れそうだと思ったのでしょうか、ロスタイム突入直前に無理やりペナルティ内に入ってボールを失う場面がありました。咄嗟に思い出したのが、94年アメリカW杯予選で武田選手が右サイドからセンタリングを入れて逆襲を受け、失点する相手のコーナーキックになった場面です。勝ったから良かったものの、90分終了後延長なしでPK戦突入というレギュレーションを考えると、非常に危ういと思わざるを得ませんでした。

それでも、最低限の目標は達成しました。残り2試合、頂点を目指して頑張って欲しいと思います。


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