さださん!480円牛丼大盛りが380円ですって~デフレの暗い歳末に思う

牛丼280円を合い言葉に、あるチェーン店が営業を展開しています。政府がデフレ宣言をしましたが、物の値段は下がり続けています。1本680円のジーパンも出現しました。200円代の弁当も当たり前のようです。

さだまさしさんが「私は犬になりたい」で引用した牛丼大盛り480円は、ほんの数ヶ月の間に既に380円になっています。これでは、デフレを象徴する歌になってしまいかねません。
歌詞は、時として世相を写すものであると考えますが、こんな短期間で下がっていいものでしょうか。

私たち消費者は、値段が下がることを喜んでばかりはいられません。なぜなら、物を作る企業は当然のごとく利益を確保するためにはコストを削減しなければなりません。そのためには、下請けの中小企業への発注単価を下げたり、人件費を下げるのが最も効果的で、結果として私たち消費者は給料が下がらざるを得ません。消費者心理としては、今欲しい物ももう少し待てば値下がりすると思い、買い控えをすることとなって、更に商品の値段が下がっていきます。完全なデフレスパイラルで、消費者自身が天に唾するもののように思えてなりません。

民主党政権は、事業仕分けで国民の喝采を浴びましたが、景気のてこ入れやこうしたデフレ対策には、タイムリーな対応をしているとは到底思えません。歳末を迎えて、中小零細企業の悲鳴が断末魔の叫びとならないことを天に祈るだけしかできないもどかしさを感じています。