蝉のいのち・・・天声人語に思う

日が落ちると涼やかな虫の音が聞こえてくる季節になってきました。酷暑と表現される今年の夏も、そろそろ終わりを告げるのでしょうか。その一方で、西日本を中心とした大雨による被害のありさまには、本当に胸が痛みます。お亡くなりになられた方々には、あらためてご冥福をお祈りいたします。 さて、耳にした虫の音で思い出されたのが、18日付の…

続きを読むread more

「鎮魂の八月」・・・8月14日京都新聞のコラム「凡語」

お盆休みが終わって、いつもの生活が戻ってきました。あれもしよう、これもしたい・・・と考えはしましたが、休みの前半はこの一年の間に亡くなった方たちに対するお参りや期限ものの仕事、後半はサッカー少年団の試合という具合に、あっという間に過ぎてしまいました。 さて、今月は「鎮魂の八月」という言葉で表されることを、京都新聞の14日のコラム「…

続きを読むread more

「憲法主義」 南野准教授と内山奈月さん

「アイドルグループAKB48のメンバーで慶応大1年の内山奈月(なつき)さんは、幼い頃から文章の暗記を特技としている。 」との書き出しで始まる7月27日の天声人語を読むまでは、この本を知りませんでした。早速、アマゾンで取り寄せようとしましたが、一時的に品切れで入荷未定とのこと。逆に地方都市の書店では残っているかもしれないとの思いから近くの…

続きを読むread more

8月6日広島の日・・・朝刊コラムを読む

「69年前のきょう。一人一人に暮らしがあり、家族がいた。埋もれている歴史はまだまだある。胸にしまっておきたい記憶もまた、数知れないだろう。だが時は刻々と過ぎる。より心して耳を傾けなければ。」 広島を中心に発行する中国新聞の今日の朝刊コラム「天風録」の結びの言葉の引用です。 昭和20年8月6日から69年。決して歴史の彼方としてはい…

続きを読むread more

伊東潤さん「野望の憑依者」

歴史小説の題材として取り上げられる時代背景としては、戦国時代や幕末が圧倒的に多いでしょう。そうした中で古典文学として平家物語とともに伝えられてきたのが、鎌倉幕府滅亡から建武の新政、南北朝を描いた太平記です。歴史小説としても多くの作家によって取り上げられています。 その太平記は僕にとっても好きなジャンルで、これまでにも山岡荘八さん、…

続きを読むread more

東大寺長老 森本公誠さん「私の履歴書」・・日経新聞連載始まる

2004年から3年間の東大寺第218世別当職を経て、現在は東大寺長老職にある森本公誠師を知ったのは、4年ほど前に講談社から出版された「聖武天皇 責めはわれ一人にあり」を読んでからでした。正倉院宝物の一つである螺鈿の琵琶の写真を使った美しい表紙とサブタイトルの響きに吸い寄せられるように買ってしまったものでした。 僕にとっての東大寺は…

続きを読むread more

「つゆのあとさき」・・・京都新聞のコラム

西から順に宣言される梅雨明け。それは、桜前線と同じように僕たちに季節の移り変わりを感じさせ、心を前向きにさせてくれます。昨日、関東でも梅雨明け、いよいよ夏本番です。 そんな折も折、7月19日付けの京都新聞のコラム「凡語」に、さだまさしさんの「つゆのあとさき」が取り上げられているのを見つけました。時折、天声人語など全国紙のコラムに彼…

続きを読むread more

少年の涙にサッカーの偉大さを思う・・・2014ブラジルW杯を終えて

歓喜・・、悲嘆・・、期待・・、失望・・、勇気・・、不安・・、驚愕・・、憤怒・・、空虚・・、人間のありとあらゆる感情に触れた充実した1ヶ月が過ぎました。王者スペインがオランダの執念とも思える5バックのカウンターに屈する様子に驚愕する形で始まった大会は、円熟期を迎え相手によって自由自在に対応できるドイツの戴冠で幕を閉じました。 本当に…

続きを読むread more

早朝の衝撃・・・ブラジル よもやの7失点で敗退

開幕戦の微妙なPK判定で始まった2014ワールドカップブラジル大会。王者スペインがオランダのカウンター5発に沈み、逆転の連続で記録的なゴールラッシュに沸いたグループリーグ。トーナメントに入ってから一転しての最少得点での延長戦の連続、大会の主役であったはずのネイマール選手のゲーム中の骨折。そして、セミファイナルを迎えると、開催国ブラジルの…

続きを読むread more

時空を超えて・・・「神品至宝 台北國立故宮博物院」展

6月24日から開幕した台北國立故宮博物院展へ行って来ました。僕が訪れたのは2日目の6月25日。翌26、27の両日、NHKスペシャルで特集が放送される直前だったことや、平日夕方という時間帯だったこともあり、大きな混雑に巻き込まれることなく、展示品を堪能することができました。 この展覧会の目玉の第一は、門外不出といわれる翡翠から彫り上…

続きを読むread more

7月2日の社説 集団的自衛権容認を考える

グローバル化とともに、デジタル化された社会の中での便利さについて考える機会が多くなっています。僕たちの生活も、インターネット抜きには考えられないような状況になりつつあります。便利さとは、人間が楽をすることでもあると常日頃考えている僕ですが、ネットを利用することで日本中の新聞の社説を読むことができることには驚かずにはいられませんし、その恩…

続きを読むread more

アルジェリアやギリシャの姿勢を見て、日本代表を思う

決勝トーナメントに突入したワールドカップブラジル大会は、90分では決着がつかず、延長に持ち込まれる激しいゲームが続いています。今日も優勝候補ドイツに立ち向かったアルジェリアが延長に入ってから先制され、その上終了間際に追加点を奪われましたが、アディショナルタイムに1点をもぎ取って最後まで諦めない強い心には、本当に感心させられました。 …

続きを読むread more

日本代表 冒険と呼ぶには悲しい宴の終わり・・・2014W杯ブラジル 

史上最強と評されていたはずの日本代表のワールドカップが終わりました。それを冒険と呼ぶにはあまりにも見る者の胸を打つことが少なく、むしろ宴の終わりとでも称すべきものでした。選手やスタッフが自分たちのサッカーと言い続けてきましたが、サッカーというスポーツは常に相手がある競技であることを忘れてしまった感は否めません。 この4年の間に自分…

続きを読むread more

憤りと虚しさを感じる・・・日本代表 ギリシャの壁を崩せず

ゲーム終了後、2時間が経過しました。初戦を落とした日本代表は、グループリーグ2戦目にしてトーナメントのような状況に追い込まれていたのですが、前半のうちにギリシャに退場者が出て、ほぼ60分間数的優位であったにもかかわらず、ゴールネットを揺することができず、痛恨の引き分けに終わりました。 数的優位になった状況で相手がより一層ディフェン…

続きを読むread more

吉祥天の微笑・・・「法隆寺-祈りとかたち」

東京芸術大学美術館で開催中の「法隆寺-祈りとかたち」展に行ってきました。午後からの仕事の前にと早めに上京し、開館と同時に入ったのですが、シルバー世代と思しき多くの来館者に驚きを禁じ得ませんでした。やはり昨今の仏像ブームともいえるであろう風潮と、現役を退いて時間的に余裕のある人々の多さを思わずにいられませんでした。 「東日本大震災復…

続きを読むread more

惜敗という名の完敗・・日本代表、初戦を落とす

それは思わず2006年ドイツW杯初戦を思い出すかのような連続失点でした。スコアは僅少差でしたが、前半に先制した後の数分間を除いては、コートジボアールに何もさせてもらえず、相手の術中に嵌った完敗でした。逆転した後、相手がゲームを壊すかのように安全に勝ち切ろうとしなかったのであれば、さらに失点を重ねていたことでしょう。 FIFAの公式…

続きを読むread more

さあ、開幕2014ブラジルW杯~日本代表を見る二つの視点

いよいよ開幕しました。優勝候補筆頭のブラジルは、オウンゴールで先制を許しましたが、怒涛の3ゴールで良いスタートを切りました。驚いたのは、オスカルのとどめのゴールです。ネイマールばかりが注目されていますが、ドリブルからトゥーであのコースに打ったシュートは、どんなキーパーでも止めることができないでしょう。いやはや、底知れぬ恐ろしさを感じてし…

続きを読むread more

がんと闘う

今月初め、がんの告知を受けた友人をがん研有明病院に見舞ってきました。国民の2人に1人ががんに侵される時代となった今、決して他人事では済まされません。8日付の読売新聞「地球を読む」のコーナーでも、日本対がん協会会長である垣添忠生先生が、働く世代のがん患者の復職には大きな困難が伴う現実について述べていました。 有明という海を臨む、とも…

続きを読むread more

伊東潤さん「天地雷動」・・・戦争と平和を考える

日本史の教科書で目にする長篠合戦屏風絵を表紙とした、伊東潤さんの近刊「天地雷動」。書店に平積みにされていたその表紙と帯に惹かれました。著者の小説を読むのは初めてのことですし、戦国時代を描く歴史小説を読むのも久しぶりです。  この数年、読書欲を掻き立てるような歴史小説の刊行が少ないとの思いがあっただけに、期待して読み始めたのでした。…

続きを読むread more

「イビチャ・オシム 日本サッカーに告ぐ2014」を読む・・・さあブラジルへ

23人のメンバーが発表されました。ヨーロッパで戦っていた選手たちが続々戻ってきて、Jリーグも今日明日のゲームでしばしの中断となり、いよいよワールドカップの季節です。 僕は2010年南アフリカに続いて、今回も残念ながら国内で観戦です。ヨーロッパで観た98年、06年の記憶を思い出すと、本当はいても立ってもいられないのですが、さまざまな…

続きを読むread more

憲法記念日の朝刊社説・・・集団的自衛権と憲法を考える

5月3日、67年目の憲法記念日の朝刊各紙の社説は、こぞって集団的自衛権を巡る政府部内の最近の動きについて述べていました。朝日、読売、毎日、産経、日経、東京、これらのものを横並びにする形で読んでみたのですが、それぞれのスタンスが鮮やかにコントラストを描いて興味深いものでした。 問題の本質は、現憲法のもとで集団的自衛権が認められるか、…

続きを読むread more

栄西と建仁寺・・・ゴールデンウィークの東京国立博物館(2)

4月30日キトラ壁画鑑賞後、平成館に向い、栄西禅師800年遠忌と冠せられた「栄西と建仁寺」展に足を運び、キトラ展の混雑ぶりが嘘のようなゆったりとした時間を過ごしました。それは7世紀代のキトラ古墳の歴史の重みとは別の、全国各地から集められた「栄西禅師、建仁寺」に関する180点にも及ぶ展示物の充実ぶりに圧倒されたからでもありました。 …

続きを読むread more

キトラ古墳壁画・・・ゴールデンウィークの東京国立博物館(1)

4月30日、ゴールデンウィークの谷間の平日、そして雨、しかも大雨になるとの予報。この条件であるならば、入場制限もなく観賞できるものと思い、午後からの都内での仕事の前にと9時過ぎに上野の森に。 ところが、信号の向こうの正門前には、開館を待つ人の列が見えているではありませんか。幸いにチケットは森の入口で買い求めましたので、チケット売り…

続きを読むread more

上質のゲーム・・・柏レイソル対浦和レッズから

タイムアップを告げるホイッスルを待つばかりの時間帯、黄色の利き足でない右足から放たれたシュートが右ポストの内側を叩き、ゴールに吸い込まれました。その瞬間のピッチ上の赤が大の字になり、あるいは跪き、あるいは天を仰ぐ光景が印象的でした。それほどこのゲームは、つばぜり合いという言葉がふさわしいほど中身の濃いものでした。 ここまで負けは少…

続きを読むread more

料理を写真に撮る・・・・4月23日朝日新聞から

23日付の朝日新聞朝刊の文化欄に「フードポルノ 蜜の味」という、ともすれば扇情的な見出しの記事が掲載されていました。 「湯気をたてるごちそうを、食べるよりまずスマートフォンでパシャリ。料理の写真を撮り、見せ合うことは、食事の快楽の一部になっている。」との書き出しで始まるそれは、このところよく見かけるレストランなどで料理の写真を撮る…

続きを読むread more

DeNAベイスターズ 連敗の泥沼は脱したけれど・・・

あのマエケンを倒し、6連敗の泥沼からようやく脱した横浜ベイスターズ。スコアを見れば完勝のはずですが、お決まりの終盤のドタバタで相変わらず霧が晴れない状態が続いています。 効果的な補強で今季は比較的前評判も高く、ファンには淡い期待を抱かせましたが、1点を争うゲームで星を落としているうちに、負け方も散々なものとなってきています。4月2…

続きを読むread more

さだまさしさん 「シンフォニックコンサートツアー2014」

「世界一美しい響き」をコンセプトに1986年都内初のコンサート専用ホールとして造られたサントリーホール。初めて訪れたこのホールの美しさと、音楽家と聴衆とが一体となった臨場感に圧倒されました。 4月7日、渡辺俊幸さんの指揮の下で、さださんと新日本フィルハーモニーが織りなす楽曲の数々に胸を打たれました。フルオーケストラに合わせた編曲に…

続きを読むread more

暦をめくる

梅の季節が終わり、桜の季節の到来です。四季折々に花に彩られ、花に祝福されるようなこの国は何と美しい国であると今更ながら思わざるを得ません。時に自然は猛威をふるい、時として人に過酷な試練を与えますが、自然は人に恵みを与えるものであることも事実です。 四月になりました。同じ一日なのに四月一日という日は、僕たちの心に何故か区切りをつけ、…

続きを読むread more

美しい「花」がある、「花」の美しさという様なものはない

満開の梅。寒さ厳しき冬を経て、今や早春を告げる梅の盛りです。そして、間もなく人々が酔い痴れる桜の季節へと・・・・・。そんな折、昨16日の朝日新聞別刷「名言巡礼」で取り上げていたのが、作家小林秀雄先生の言葉でした。 この言葉は、「『美しい花』そのものを見て、言葉を失うほど感動せず、『花の美しさ』ばかり分析し、知識をひけらかす…

続きを読むread more

立憲主義の危機・・・2月21日付「讀賣新聞社説」と2月16日「時事放談」

昨21日付の読売新聞社説には驚かされました。それは、「集団的自衛権 憲法解釈の変更に問題はない」のタイトルの下に、集団的自衛権の行使を可能にするための政府の憲法解釈の変更について、「日本の平和と安全の確保に必要であり、首相の考えを改めて支持したい。」との書き出しで始まります。 言論の自由が保障された憲法の下で、新聞社がどのようなス…

続きを読むread more

天平の甍・・正倉院正倉整備工事現場見学

700年代中頃、光明皇后は聖武天皇のご冥福を祈り、ご遺愛品など六百数十点と薬物六十種を東大寺の本尊盧舎那仏(大仏)に奉献されました。その品々は東大寺の正倉に収められて、永く保存されることとなりました。いわゆる、正倉院の起こりです。国宝指定の建造物である正倉院正倉は、大正2年に実施された解体修理から約100年を経過して、傷みが徐々に進…

続きを読むread more

小川榮太郎さんによる 「『永遠の0』と日本人」

百田尚樹さんの小説「永遠の0」は、新たにハードカバーで増刷されるほど売れ行き好調で、映画の興行成績も順調に推移しているようです。さて、その映画の封切直前の昨年暮れに刊行されたのが、小川榮太郎さんによる本書「『永遠の0』と日本人」です。 書店の店頭に並べられたこの本の帯に踊る「特攻とは何だったのか」、あるいは「『大東亜戦争』を戦い抜…

続きを読むread more

さだまさしさん 「加速度」・・・今朝の「天声人語」から

「別れの電話は雨の日の午後 受話器の向うできみは確かに 雨にうたれ声もたてずに泣いていた」の歌い出しで始まるのは、さだまさしさんの「加速度」です。昭和53年に発表されたこの歌は、アルバム「私家集」に収められていました。 このアルバムには、「主人公」や「秋桜」、「案山子」あるいは「檸檬」などポピュラーな歌が並び、「加速度」自体はどち…

続きを読むread more

津村節子さん 「三陸の海」

「津波の警告書として読まれ始めた『三陸海岸大津波』を、私は読んでいなかった。合評会があった同人雑誌時代はお互いの作品を読まないわけにはいかなかったが、それぞれが文筆で身を立てるようになってからは、申し合わせたわけではないのだが相手の作品は読まなくなった。」(本書から引用) 取り立てて意外であるとは思いませんでした。逆に、夫婦が同業…

続きを読むread more

「考える」ことの大切さ・・・東京新聞の社説に思う

便利な世の中になったものと実感させられることの一つに、日本全国の新聞の社説やコラムを読むことができることがあります。紙面での購読をせずともネットで社説やコラムを取り出せるサイトを利用しています。 その中で一際目を引いたのが、昨年暮れから年頭にかけての東京新聞の社説でした。「年のおわりに考える」、「年のはじめに考える」、あるいは「週…

続きを読むread more

深夜の憂鬱・・U21日本代表 イラクに完敗

1対0というスコア以上の大きな差。意図したパスとは思えないボールを大きく前に蹴り出すだけのサッカー。それぞれの年代別代表でも、アジア相手にこれほどまでに自陣内に押し込められ、モダンとは大きくかけ離れたゲームをする日本代表を目にするのは、久しく記憶がありません。 オマーンで行われているU22アジア選手権。辛うじてベスト8に残った若き…

続きを読むread more

安武千恵さん「娘・はなへママが遺したいのちのレシピ」

何となく書店で手に取って、ほぼ衝動的に買い求めたのが本書です。僅か33歳にして乳がんで逝った安武千恵さん。癌に侵されながら出産し、幼き娘はなさんを残し天に召された彼女の無念さを考えると胸が痛みます。 それでも、病いに正面から向かい合う姿勢と限りあるいのちに対する真摯な姿勢には、只々頭が下がりました。 本書は、彼女のブログ「早…

続きを読むread more

船戸与一さん「満州国演義第8巻 南冥の雫」

ほぼ1年半ぶりに「満州国演義」が刊行されました。その第8巻は「南冥の雫」とのサブタイトルが冠せられています。そもそも、「南冥」とは何を意味するのでしょうか。 ネットで検索すると、荘子の「逍遥遊篇」に由来するものとして、「南の果ての大海」と示されました。しかし、本書を読み終えた今、著者の真意は「冥」という文字そのものにあったように思…

続きを読むread more

「コンビニやめました  客に寄り添う酒屋」・・・朝日新聞「脱「主流派」宣言」から

「速さ、効率、もうけ、順位が重視され、常に競争を求められるいまどきのニッポン。だが、時流に乗らず、自分が信じた道を行く人もいる。時代遅れだっていい。もがいたっていい。そんな人たちの姿を通じて、年の初めに私たちの生き方を見つめ直したい。」とのコンセプトの下で朝日新聞社会面に連載されている新春特集「脱『主流派』宣言」には、興味をそそられます…

続きを読むread more

ナショナリズムはしばしば暴走する・・・再び安倍首相の靖国参拝を考える

本日付の日経新聞「春秋」は、評論家亀井勝一郎氏の昭和16年12月の日米開戦に寄せた言葉を引用し、27日に続いて安倍首相の靖国参拝問題に触れています。 そこでは、「それまで冷静だった多くの識者も時局に酔った」として、異例の「失望」声明を出した米国に対して、「まるで72年前の言説のような激しい言葉がネット空間に飛びかっている」と述べて…

続きを読むread more

横棒一本の違い・・・安倍首相靖国参拝に関する朝刊コラム

久しぶりに、今朝の朝刊コラムは「天声人語」、「編集手帳」、「春秋」のいずれも同じテーマを取り上げていました。言わずと知れた安倍首相の突然の靖国神社参拝についてです。もちろん、首相本人はこの日とタイミングを計ってのものだと思いますが、僕たち国民にとっては、不意を突かれた感は否めません。 さて、朝日「天声人語」は、中世封建時代の例を取…

続きを読むread more

保持率100%を目指して・・・吉武監督の朝日新聞スポーツ欄コラム

「長所と短所を理解して克服しようとする感性があるかどうか。選手を伸ばすには、音楽や映画などいろんな分野の刺激を与えて、感性を豊かにすることが近道だと考えている。」 U17W杯で2大会連続してセンセーショナルを巻き起こしたチームを作った吉武博文監督の朝日新聞朝刊のコラムが3回目を迎えました。冒頭に引用したのは、17日のコラムを結んだ…

続きを読むread more

門田隆将さん 「狼の牙を折れ」

帯に記された踊るような「日本発!公安捜査官『実名』ノンフィクション」、「衝撃の初公開!土田警視総監日記」」の文字。読書欲をそそられる言葉が並んでいます。 東日本大震災に伴う福島第一原発事故に自らの命をかけて立ち向かった吉田所長を描いてから一年。ノンフィクション作家、門田隆将さんが選んだテーマは、国内最大の爆弾テロとされる三菱重工爆…

続きを読むread more

官僚による、官僚のための、官僚の情報隠しの特定秘密保護法案・・・海江田民主党代表

きな臭く、鉛色の霧が僕たちの視界を覆っているような歳末になってきました。ちょうど1年前の12月、僕たちは自民党に多くの議席を与え過ぎてしまったようです。先の民主党政権といい、一体、この国の政治家たちの思い上がりとバランス感覚の欠如には、残念な思いを通り越して哀しくもあります。 特定秘密保護法案なるものが11月末に衆議院で強行採決さ…

続きを読むread more

ベルギーに完全アウェーで勝利はしたものの・・・

こんなに口を開けて君が代を歌う本田選手を見たのは初めてです。選手たちの前に並んだエスコートキッズの現地在留の日本人の子どもたちまで歌っていました。完全アウェーのブリュッセル、キックオフの時間は現地の夜、オランダ戦のようにテレビ中継を意識して日本のゴールデンアワーに合わせた時間ではありません。相手は進境著しく、来年のW杯第1ポットに入った…

続きを読むread more

長友選手 「チームのために最後まで走る」・・・オランダ戦から

ビューティフルゴール・・・・。日本代表がオランダから奪った2点目は、正にこの言葉がふさわしいものでした。遠藤選手から右サイドの内田選手に大きく振って、そこからダイレクトの速いショートパス5本を繋いで、本田選手がゴールに流し込みました。 後半、完全にオランダを自陣に押し込んで攻め続けたにもかかわらず、それでも追いつくところまででゲー…

続きを読むread more

さだまさしさん コンサートツアー2013 天晴-あっぱれ-

4日、東京国際フォーラムでのさだまさしさんの2013コンサートツアー「天晴~あっぱれ」に行って来ました。本年7月の4000回記念コンサート、前夜祭・後夜祭と続いた昨年の40周年記念コンサートと、このところ記念コンサートばかりが続いていましたので、その年に発売されたアルバムのタイトルでのコンサートツアーは、2011年の「Sada City…

続きを読むread more

U17日本代表 スウェーデンに敗れ早すぎる終焉

ボールを保持した時間50分、相手のそれは17分、ポゼッション率は75パーセントにも上りました。しかし、スコアは1対2。グループリーグ3試合と同じようにポゼッションで圧倒しましたが、結果はついてきませんでした。 U17ワールドカップラウンド16、負けたら終わりの決勝トーナメント。若き日本代表はスウェーデン代表と対しました。彼らは、そ…

続きを読むread more

美しく魅了して、劇的な結果を残す・・U17日本代表 3連勝でトーナメント進出

「美しく魅了して、劇的な結果を残す」とは、試合終了後の吉武監督のコメントでした。U17ワールドカップ、既に決勝トーナメント進出を決めている若い彼らは、グループリーグ1位をかけてチュニジア代表と対戦しました。監督のコメントの劇的な結果を残すことになりましたが、美しく魅了することができたのは、後半30分を過ぎてからでした。 この試合、…

続きを読むread more

U17日本代表 魅惑的なサッカーでベネズエラを圧倒

ユース年代とはいえ代表レベルの世界大会で、これほどファンタスティックという言葉がふさわしいプレーを続けた日本代表の姿を見るのは初めてです。U17ワールドカップ、初戦でヨーロッパ王者ロシアを破った若き日本代表は、グループリーグ2戦目で南米2位のベネズエラをも圧倒し、決勝トーナメント進出を決めました。 圧倒したゲームは、スタッツが如実…

続きを読むread more