テーマ:つぶやき

緊急事態宣言と入学式

令和2年4月7日。僕の住む街で子どもたちの入学式が行われた日。 小学校1年生になったばかりの子どもたちは、数年後、あるいは数十年後、 この日をどう思い起こすのでしょうか。 満開の桜の下で、周囲の大人たちに心から祝福されながら行われるはずだった入学式。 でも、大人たちは誰しも胸の奥に重いものを抱えているはずです。 両親が…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

当たり前の日常

新型コロナウィルスの感染が拡大しています。 私たちの当たり前の日常が何と脆いものだったのかと思わざるを得ません。 そして、当たり前と思っていた日常が何と貴重なものだったことでしょう。 終わりが見えない恐ろしさ、いつどこで自分が、家族が、友人たちが 見えない敵に冒されてしまうのかという恐ろしさに怯みそうになります。 あらため…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ほほえみの御仏・・・二つの半跏思惟像

「相談する相手は仏像が一番。他言はしないし、黙って聞いてくださる。」と、どなたかが書いているのを読んだことがあります。差し迫った悩みごとはありませんが、この言葉を思い出させるような仏像にお目にかかって来ました。 東京国立博物館で来月10日まで、「ほほえみの御仏」と冠せられた日韓両国の二体の半跏思惟像展が開催されています。日本のもの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ふるさと納税に疑問を感じる・・・4月3日の天声人語から

平成26年5月26日の朝日新聞「天声人語」は、次のように書き出しています。 「わが町に300万円を寄付していただければ、200万円相当の牛1頭分の肉をお贈りします・・・。なんとも豪快な話である。20万円以上の寄付で子羊まるごと1頭をさし上げるという町もある。お取り寄せグルメの紹介ではない。」 それから2年。 「これはもう、通信…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

暦をめくる

一年に2度気持ちが改まる日本。 新年と4月。心持ちを切り替える思いになれる日本のカレンダーは素敵です。3月31日を以て仕事にけりをつける人がいる代わりに、4月1日から新たに自分の人生に歩みを刻む人がいます。 そんな春、春は希望のスタートであると同時に、自分の人生に区切りをつける季節でもあります。長年の苦労に敬意を表するととも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

本を読んで深く考える・・・読書週間に

朝晩の空気に冷たさを感じる季節となってきました。まさに秋本番、文化の秋、そして読書の秋です。そんな中、今年も読書週間が始まっています。 ネットに繋がっていることが当たり前の社会になり、活字離れが叫ばれて久しいですが、本を読むことの重要性は以前にも増して重要になってきていると思わざるを得ません。紙の質感を指先で感じながら、活字を拾い…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本の民主主義は死んでしまうのでしょうか

参議院安保法制特別委員会でたった今、強行採決が行われたようです。敢えて行われたようと表現したのは、一体何が行われたのか、さっぱりわからなかったからです。 折からの雨。それは天が泣いているかのようです。今更繰り返すまでもない滅茶苦茶な論理、揺らいだ立法事実はもちろんのこと、明白な憲法違反の法案を論議を尽くすことなく審議を打ち切る手法…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

反知性主義の安保法案に改めて反対

「すみません、こんなことを言うのは非常に申し訳ないのですが、先ほどから寝ている方が沢山おられるので、もしよろしければお話を聞いていただければと思います。」と切り出したのは、昨日の参議院安保法制特別委員会の中央公聴会でのSEALDsの奥田君でした。 憲法を踏み躙って国のあり方を変えようとする政権の提出した法案を審議する議員たちに、こ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「玉ねぎの皮をむきながら」・・・4月15日の朝刊コラム

4月15日の朝刊コラムは、朝日、読売、日経3紙が揃ってお亡くなりになられたドイツ人のノーベル賞作家であるギュンター・グラス氏について述べていました。しかも、氏の代表作である「ブリキの太鼓」と自伝である「玉ねぎの皮をむきながら」を取り上げている点でも共通しています。しかし、その取り上げ方はそれぞれで、興味深く読みました。 朝日「天声…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

梅の便り・・・朝刊コラムから

我が家の紅梅が三分咲きです。桃色の花びらをつける枝垂れ梅も後を追うように、ちらほらと、ほころび始めています。微かな春の訪れを感じさせる季節になって来ました。 梅の開花については、新聞のコラムでも取り上げられています。 たとえば、1月29日の長崎新聞「水や空」は、歳時記には「春告草」に加え「花の兄」との呼称もあるとして、今でこそ花…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

便利さへの抵抗・・・年賀状を万年筆で書く

今年も余すところあと2日。今日は来年の年賀状を投函してきました。年賀状といえば、頂くのはうれしいのですが、いざ自分で書くとなると何やら面倒な気がするのも事実です。 それでも、最近では、パソコンの普及で本文はもちろんのこと、宛名までも入力さえすれば綺麗に自宅で印刷できてしまいます。僕も昨年までは、その便利さの恩恵にあずかり多忙な仕事…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

師走の選挙に思う・・・小選挙区制度でいいのでしょうか

明後日、師走の総選挙の投開票が行われます。新聞各社の予想は、概ね自民党300議席に迫る勢いがあり、与党が3分の2を占めるとの衝撃的な観測も出されています。 一体全体、このままでいいのでしょうか。3分の2を超えると、集団的自衛権行使の解釈改憲どころか、憲法改正まで可能になってしまいます。有権者の皆さんは、自民党と安倍首相にこれだけの…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

蝉のいのち・・・天声人語に思う

日が落ちると涼やかな虫の音が聞こえてくる季節になってきました。酷暑と表現される今年の夏も、そろそろ終わりを告げるのでしょうか。その一方で、西日本を中心とした大雨による被害のありさまには、本当に胸が痛みます。お亡くなりになられた方々には、あらためてご冥福をお祈りいたします。 さて、耳にした虫の音で思い出されたのが、18日付の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

がんと闘う

今月初め、がんの告知を受けた友人をがん研有明病院に見舞ってきました。国民の2人に1人ががんに侵される時代となった今、決して他人事では済まされません。8日付の読売新聞「地球を読む」のコーナーでも、日本対がん協会会長である垣添忠生先生が、働く世代のがん患者の復職には大きな困難が伴う現実について述べていました。 有明という海を臨む、とも…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

憲法記念日の朝刊社説・・・集団的自衛権と憲法を考える

5月3日、67年目の憲法記念日の朝刊各紙の社説は、こぞって集団的自衛権を巡る政府部内の最近の動きについて述べていました。朝日、読売、毎日、産経、日経、東京、これらのものを横並びにする形で読んでみたのですが、それぞれのスタンスが鮮やかにコントラストを描いて興味深いものでした。 問題の本質は、現憲法のもとで集団的自衛権が認められるか、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

料理を写真に撮る・・・・4月23日朝日新聞から

23日付の朝日新聞朝刊の文化欄に「フードポルノ 蜜の味」という、ともすれば扇情的な見出しの記事が掲載されていました。 「湯気をたてるごちそうを、食べるよりまずスマートフォンでパシャリ。料理の写真を撮り、見せ合うことは、食事の快楽の一部になっている。」との書き出しで始まるそれは、このところよく見かけるレストランなどで料理の写真を撮る…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

暦をめくる

梅の季節が終わり、桜の季節の到来です。四季折々に花に彩られ、花に祝福されるようなこの国は何と美しい国であると今更ながら思わざるを得ません。時に自然は猛威をふるい、時として人に過酷な試練を与えますが、自然は人に恵みを与えるものであることも事実です。 四月になりました。同じ一日なのに四月一日という日は、僕たちの心に何故か区切りをつけ、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

津村節子さん 「三陸の海」

「津波の警告書として読まれ始めた『三陸海岸大津波』を、私は読んでいなかった。合評会があった同人雑誌時代はお互いの作品を読まないわけにはいかなかったが、それぞれが文筆で身を立てるようになってからは、申し合わせたわけではないのだが相手の作品は読まなくなった。」(本書から引用) 取り立てて意外であるとは思いませんでした。逆に、夫婦が同業…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「コンビニやめました  客に寄り添う酒屋」・・・朝日新聞「脱「主流派」宣言」から

「速さ、効率、もうけ、順位が重視され、常に競争を求められるいまどきのニッポン。だが、時流に乗らず、自分が信じた道を行く人もいる。時代遅れだっていい。もがいたっていい。そんな人たちの姿を通じて、年の初めに私たちの生き方を見つめ直したい。」とのコンセプトの下で朝日新聞社会面に連載されている新春特集「脱『主流派』宣言」には、興味をそそられます…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

官僚による、官僚のための、官僚の情報隠しの特定秘密保護法案・・・海江田民主党代表

きな臭く、鉛色の霧が僕たちの視界を覆っているような歳末になってきました。ちょうど1年前の12月、僕たちは自民党に多くの議席を与え過ぎてしまったようです。先の民主党政権といい、一体、この国の政治家たちの思い上がりとバランス感覚の欠如には、残念な思いを通り越して哀しくもあります。 特定秘密保護法案なるものが11月末に衆議院で強行採決さ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「ものを書くと、人は謙虚になる」・・・・9月22日「天声人語」から思いだしたこと

9月22日、本日の朝日新聞「天声人語」は、初秋は手紙を書く気にさせるとしつつ、「メールの一斉送信では、懐かしさの情も中ぐらいになる。」と、結んでいます。 万葉集から桜井王の「九月(ながつき)のその初雁の使ひにも思ふ心は聞こえ来ぬかも」を引用して、その「雁の使い」とは、遠く漢の武帝の時代に匈奴に囚われの身となった蘇武の故事に由来する…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日本代表、ガーナに勝利するもモヤモヤは続く

日本代表の9月シリーズ、6日のグアテマラ戦は相手のランキングから考えても、これまでのチームのコンセプトをチェックするための試合でした。そして、昨夜のガーナ戦こそコンフェデ杯以降ズタズタにされたチームディフェンスの再構築に向けて真価が問われるはずでした。 しかし、残念なことに2日前にW杯アフリカ予選を戦ったばかりのガーナ代表は、主力…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

宮崎駿監督の引退・・・9月3日の朝刊コラム

9月3日の朝刊コラムは、およそ半年ぶりに朝日、日経、讀賣3紙のいずれもが同じテーマ・・・宮崎駿監督の引退のニュース・・・を取り上げていました。異なる視点からのアプローチの仕方に、それぞれの書き手の思いが伝わって、興味深く読んだのでした。 朝日「天声人語」は、故司馬遼太郎や長嶋茂雄監督の言葉を引用して、道を究めた当人しかわからないこ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

大崎善生さん 「世界で一番優しい雨」・・日経新聞文化欄から

「パリには世界で一番優しい雨が降る。(中略)今はその優しい雨が、君が眠る土の上に静かに降り注いでくれることを祈るしかない。」 5月19日の日本経済新聞「文化欄」に掲載された作家、大崎善生さんの文章はこう結んでいました。彼が少年のような感性で紡ぎ出す言葉が好きです。フランス人の親友に対するレクイエムのような本文にも、それは如何なく発…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

宮部みゆきさん 「桜ほうさら」

桜ほうさら。何と綺麗な言葉でしょう。「ささらほうさら」に掛けて、著者宮部みゆきさんがタイトルに選んだ言葉です。「ささらほうさら」とは、あれこれいろんなことがあって大変だ、大騒ぎだというときに使う甲州の言葉だそうです。 「模倣犯」をはじめとする推理小説は読みましたが、彼女の時代小説を読むのはこれが初めてです。桜色に彩られた表紙に描か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

僕の本棚

・積読状態に陥っているもの 全巻刊行されてから一気に読もうと考えているうちに20冊を超えてしまいました。 宮城谷昌光「三国志」11巻 佐藤賢一「小説フランス革命」10巻 ・書店でページをめくり、面白そうと思って買い溜めたもの これらも、いつの間にか10冊を超えてしまいました。 宮部みゆき「ソロモンの偽証」3巻 天童荒太…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

この国で暮らす

月が変わり、年度が変わり、荒れ模様の天候が続いても、春は確実に歩みを進めています。梅の後を追うようにして開花した桜も今や葉桜となり、木々は若葉が芽吹きだしています。そんな春の風を感じる暇もないほど忙しくて、本のページをめくることすらできない日々が続いていました。 4月を目前にしての北海道行きから始まったこの10日余りは、1…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

阿刀田高さん「源氏物語を知っていますか」

「あなたの代わりに五十四帖を読みました。」本の帯に大きな文字で記されたこの言葉こそ、この本を一言で表現しています。千年経っても色褪せない、世界最古の小説「源氏物語」。寂聴さんや大塚ひかりさん、最近では林真理子さんの手になるものを読んできましたが、この本一冊でおおよそのあらすじがわかってしまいます。 とにかく、著者の第三者的な視点か…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「加賀乙彦自伝」・・久しぶりに本を読みました

「読者から加賀乙彦は、あんなに奇妙な男であったのかという質問が絶えなかったので、小説と自伝とは、全く違った態度と方法で書かれたものだと、はっきり言明しておきたい。」(本書「あとがき」から) 大河小説「雲の都」を書き終えた加賀乙彦さん。最新刊は、タイトルもそのもの「加賀乙彦自伝」です。この数週間、仕事に追われ続けて本を開く心のゆとり…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

震災から2年の夜に思う

立っていることができないほどの突然の激しい揺れ。そして、その数十分後にテレビの画面に映し出された東北沿岸部に襲いかかる巨大な津波に足がすくむような思いになりました。その後の福島原発のメルトダウンで、多くの方が今も故郷へ戻ることができない状況が続いています。あの震災から、今日で早2年が経ちました。 当たり前のように使っていた電気や水…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more